WOMAN&DIVERSITY

妻として、母として、娘として…

田原祐子のActivity history

WOMAN

以前の私は「コントロールマザー」でした。
子どもを良い子に育てようと必死だった私は、実は、子どものためでなく、自分のために良い子であって欲しいと願い
大切な子どもの人生を、コントロールしようとしていることに気づいた時、すべてが崩れ去っていったのです。
「あなたは、表面でなく、深いところで子どもの心を捉えていますか?」
「本当の意味で、子どものための子育てとは?」
子育て中の、悩み多き若いお母さま方のために、幼稚園・保育園等でボランティアの講演をさせていただいています。

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DIVERSITY

先達からのメッセージ

小西忠禮氏 (ホザナ幼稚園 理事長)
〝青い鳥は、努力の先にやって来るもの〟

 


小西氏は、幼くして両親と死別した。しかし彼は、「幸いにも、早く両親が亡くなった」と話す。

その理由は、だからこそ、「たくましくなれ、自分が好きなことに集中でき、懸命に生きることができた」からだと言う。

高校時代には、スポーツに打ち込んだお陰で強靭な身体と体力が養われ、それがサラリーマンから転職してシェフとなることを決心した修業時代に役立った。

当時22才でシェフを志したが、もっと若い時から修業を始めた年下の者たちに追いつくため、毎日勤務先の神戸オリエンタルホテルを夜10時に退社して朝2時に出勤し、平均一日16時間働きながら勉強した。

さらに、10年かかると言われたホテルでの修業を、僅か4年半に短縮し、身一つでフランスへ渡る。


住み込みのレストランで働きながら、来る日も来る日もホテルリッツに通い続けたが、どこの馬の骨かもわからぬ日本人を、世界でも有数のホテルが雇ってくれるはずはない。

「もし、今日ダメだったら、これで最後にしよう」。

1年半通い断られ続けた小西氏に、青い鳥は突然現れた。

 

リッツと提携していた帝国ホテルの総料理長村上氏に偶然出くわし、その後オーナーは彼を雇い入れた。

「青い鳥は、探しに行くものではなく、努力の先にやってくる」と、

これまでの人生で、何度も〝努力の先に道が拓かれた〟体験をしたという、小西氏は断言する。


やがて、彼はリッツの一室で暮らすシャネルの料理を担当する。

高齢になってもシャネルは、リッツからカンボン通りを渡った場所にある自らのブティックに毎日通い、座りすぎて椅子がボロボロになるほど、ストイックに仕事をし続けていた。

食事は、素材を活かしたシンプルな魚料理が好みで、毎日夕食は一皿だけ食べる。

しかし、ある夜、いつも一皿だけのはずが4皿もオーダーされ、小西氏は不思議に思い何度も確認したそうだ。

翌朝、シャネルはホテルリッツで生涯を終えた。

おそらく、彼女は最後に、一皿でなくいろいろな料理を食べたかったに違いない。


新建ハウジングプラス1 6月号より

 

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先達からのメッセージ

サイヒロコ氏 (環境四次元アーティスト)
〝壁があるから、乗り越えられる。乗り越えると、次が見えてくる〟

 


自分の力を信じるのも重要だ。

私は、5人姉妹の真ん中で、子どもの頃から両親に連れられて毎週末のようにアルプスに行き、山登りをしていた。

危険で、苦しい山登りだが、家族で助け合いながら登り、山頂に登った時の感動は何ものにも代えがたく、自分の存在がまるで蟻のように思え、学校であった小さな事など、どこかに忘れてしまった。
自分をギリギリまで追い込んだ時に、脳が活性化して、自分自身の壁をつきやぶることができる。

また、他の誰かに作られた先入観に左右されず、自分の心で噛み砕いて生きていくことが大切だ。

〝真実・本質を見ること。あなたにできることを考えること〟
日本人は、深く掘り下げて考えることや、徹底的に話し合うことがまだまだ足りない。

たとえば、フランスのポンピドーセンターでは、私は自分自身の仕事の意義を問われた。

「招待されたから来ました」ではなく、歴史的な意義を自分自身が理解して、物事の本質を見つめて仕事をしなくてはならない。
また、多くの人が、世の中に対して、何もせずしてあきらめてしまう。

ユネスコのメッセージアートでは、子どもでさえ、自分に何ができるかを捉えていた。

ひとりひとりが発言し、努力すること、「それに対して、あなたは何をしたか?」という行動が重要であり、

すべてその結果が自分の責任に帰ってくるのだ。


新建ハウジングプラス1 7月号より

 

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