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執筆者の写真田原祐子

何よりも嬉しい瞬間

私の活力

ありがたいことに、会社を立ち上げてからこれまで、いつも忙しくさせていただいております。そのなかで、

「田原さん、よく体力が持ちますね」

「どこからそのパワーが出てくるんですか?」と聞かれることが多々あります。


我ながら、健康には自信がありますが、メンタル面で私の活力となっているのは、

やはり、お客さまから頂戴する嬉しいお声です。


とくに、弊社のフレーム&ワークモジュール®というメソッドは、

「できない」を「できる」ように改善する際に非常に大きな効果を発揮するため、

新入社員・若手社員の育成といった側面でも大変ご好評いただいております。


なかでも印象的だったのが、その当時すでに3度も退職願を出して、

「自分は早くこの会社を辞めたいんです」と言っている社員の方が、フレーム&ワークモジュール®のプロジェクトに取り組んだときのこと。


始まってから1~2ヶ月後には、ご自身で成果を感じ始めて、

「こうやってやるんですね。先輩たちはこうやってやっていたんですね!」と、

まるで違う表情で、目をキラキラさせて私に伝えてくださいました。

あのときは、本当にとても嬉しかったです。

自分で可能性を広げる力を

諦めていた自分の可能性に気づき、例えどんな会社にいようとも自分のキャリアが芽吹いていく──その人の“スイッチ”がONになっていく変化に直面できるのは、本当に胸が熱くなりますし、嬉しいものです。


私の一番新しい書籍となる『マネージャーは「人」を管理しないでください。』にも書きましたが、「カレーの作り方」は知っていても、「美味しいカレー」を作るためには、“美味しくするための方法”を知らなければ作れません



仕事もこれと同じで、知識や情報だけではなく、「うまくいく方法」を見える化し、PDCAに組み込むことで始めて、効果的・効率的に上達できるようになります

プロジェクトを通して、このことをクライアントさまご自身が実際に感じて、「やってよかったです!」と喜んでいただける瞬間。


その積み重ねが、

「よし!更にメソッドを深めよう!」

「次は、こんなことにチャレンジしてみよう!」

といったパワーに変換されていきます。


誰かに喜んでもらえる。

必要としてもらえる。

それを、仕事を通して実感できる私は、本当に幸せ者だと感じると同時に、

改めて、お会いする皆さまに心からの感謝を伝えよう、と感じているところです。

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